人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

ブックトーク  雪の中の不思議Ⅱ

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「雪女」
小泉八雲=原作 平井呈一=訳
伊勢英子=絵  偕成社


小泉八雲原作や、昔話撰など、たくさん絵本化されています。
この大人の絵本 日本の名作シリーズは、2000年になって発刊されたものです。
絵が、贅沢でクールな感覚が多いです。
つい、大人向けの絵本の、完成度の高い絵本にひかれてしまうこの頃です。


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雪の女王
アンデルセン 原作
え ヤナ・セドワ  再話 アンシア・ベル
訳 成沢 栄里子  BL出版

アンデルセンの名作 雪の女王は、世界中、たくさんの絵本が出ていますが、
さいころ読んだ「高畠 華宵」の毛皮のフードとマフを持った女王の絵が忘れられま
せん。検索したら、100万円の値段がついていました
ゲルダが立ち寄るたくさんの不思議な国は、非常に暖かく誘惑的に描かれていて、
氷の国の冷たさが、よけい心に染みてきます。

大ブームを起こした「アナ雪」の元と言われていますが、
似ても似つかぬ  と思います。と、言いたいくらい好きな作品です。

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雪の女王
アンデルセン 原作
ナオミ・ルイス ぶん/エロール・ㇽ・カイン え/うつみよしこ やく
ほるぷ出版

画家にとって名作を表現することは、一つのチャレンジなのでしょう。
好きな作品だけに、いろいろな絵で楽しんでしまいます。

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「12の月たち」
ジョン・シェリー 絵  鈴木 晶 訳
ミキハウス

スロバキア民話。継母と姉に命令されて冬の森に春の菫を探しに来た娘の前に、
焚火を囲んだ12月の精達が現れ、不思議な力で春を呼び出してくれます。


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「森は生きている」
サミエル・マルシャーク 作 岩波少年文庫 岩波書店

「12の月たち」を、脚本にして広く世の中に残したのが、この作品です。
小学校のころ見た映画の中で女王が「死刑にせよ」と指を折って数えていたのをずっと覚えていました。
が、てっきり外国の映画とばかり思っていたら、大学に入って上演したとき、
俳優座公演の映画で、女王は宮崎恭子、若い兵士が新人の仲代達也だったことを知りました。今でも「燃えろ燃えろ」の焚火の歌、歌えます!!

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「トムテ」
リードベリ  さく/ウィーベリ え
やまのうち きよこ やく 偕成社


スェーデンの妖精、トムテは、冬の夜農場の夜回りや、手助けをしてくれる小人です。
この詩は、大みそかの夜朗読されます。

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「みまわりこびと」
アストリッド・リンドグレーン  文  キティ・クローザー 絵
ふしみ みさを 訳   講談社
リンドグレーンも書いています。スェーデンの人には、身近な存在なのですね。


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「お化けのふゆごもり」
川端 誠 BL出版


屋敷お化けのところに、次々に冬のお客がやってきます。
そして、雪入道がやってきた  翌朝は

ましろっ!!  な中で

お化けたちは、冬ごもりするのだって!!



******まだまだ雪情報は続いています。
   雪国の皆さん、雪下ろし大変でしょうが、お体お気をつけください*****