人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

ブックトーク  大きな木Ⅱ

大きな木Ⅱ  木との生活 
大きな木も、小さな木も、私たちの生活の中に溶け込んでいます。

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「ぼくたちのかしの木」
ゲルタ・ミューラー作
ささきたづこ 訳
文化出版局



ドイツの森の中にある森林官のおじさんの家に四季を通じて遊びに行った子供たちの、森の中で遊ぶ生活が生き生きと描かれた作品です。森で見つけた動植物の、簡単な図鑑的説明もついています。

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「僕の庭ができたよ」
ゲルタ・ミューラー 作 ささきたづこ 訳 文化出版局



大きなリンゴの木がある家に引っ越した家族が、協力して
荒れた庭を作り直すお話です。
ゲルダミュラーの作品らしく、説明図鑑的なカットが入っているので、読み聞かせするには難易度が高いですね。
一度絶版されたのですが、再販希望が多く、
最近、少し手を加えて、表題も「庭を作ろう」と変えて再出版されています。



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「おおきなきがほしい」
ぶん・さとうさとる/ え・むらかみつとむ
創作えほん

コロボックルコンビの作品です。
住んでみたいと、
どんどん膨らむ大きな木が、縦に縦に上に上に描かれていきます。



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「木はいいなあ」
ユードリイ さく シーモント え
さいおんじさちこ やく   偕成社



森の木、家の木、子供の木に対する思いが素直な文章で語られています。



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モチモチの木」
斉藤隆介・作 滝平二郎・絵 
岩崎書店


大きな木 といえば、何十年も教科書に載って愛されている
やはり この 二人のコンビの絵本!
モチモチの木に明かりがともる、見開きページが圧巻ですね。
実をモチにするので、とちの木でしょうか。



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「大きな木のような人」
ルリュールおじさん」



パリの植物園の研究者と少女のふれあい
年老いたルリュール(装丁者)と少女のふれあい
たくさんの植物園の木や花と、
樹齢400年のアカシアの古木に重ねた、
伊勢英子さんの優しい絵で語られています。


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「わたしの木、こころの木」
絵・文 いせひでこ
平凡社 

 
東北大地震で倒された亘理吉田浜の黒松から始まって、黒松に終わる12の心に残る木にまつわるエッセイ集です。



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「おおきな木」
シェル・シルヴァスタイン さく
ほんだきちろう やく  篠崎書林
村上春樹 訳      あすなろ書房

長く親しんできた ほんだきいちろう訳が、2010年、村上春樹訳で再販されました。決して子供向けだけに書かれたものではないと?
どちらがどうなのか
私ならこう訳すかもしれない ! と
原作も入手したので、いつか比較しながらの並行訳をしてみたいものです。
これは、果物リンゴのところでも紹介したかしらね。



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「そこなし森の話」
佐藤さとる 作 
村道雄 絵 偕成社


組み木絵という手法で絵にしたものです。
木を5.5ミリの厚さにして、下絵通りに糸鋸で切、組重ねていく手法です。
ちょっと気が遠くなるような作業ですね。
まさしく木で表現された森の中の不思議なお話です。


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「木を植えた男」
ジャン・ジオノ 原作 寺岡襄 訳
フレデリック・バック他 絵  あすなろ書房


ジャン・ジオノノ原作を、フレデリック・バックが、アニメ化し、ヒットしました。
そのシーンを選んで絵本にしたものです。
実在人物のように言われていましたが、ジオノの創作です。


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「木を植えた男を読む」
高畑 勲 訳 著  徳間書店
アニメ作家のフレデリック・バックを敬愛する日本のアニメ作家高畑勲が、バックとの対談、フランス語の原文も掲載した読み応えのある一冊です。