人形の着物屋さん 雅楽

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ブックトーク 家 Ⅱ

ブックトーク 家Ⅱ
やはり、家は人が住んでこそですね。
いつの時代、どんな人がどのように住んでいるのでしょう。
様々なかかわりから、選んでみました。

家の絵本  と、問われれば、私には、まずはこの3冊


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「小さなおうち」
バージニア・リー・バートン作・絵 
石井桃子 訳 
岩波書店



おうちと題しているからか、
子供たち、孫たちに何度も読んだからか、つい頭によぎるものです。
1軒だった小さなおうちでしたが、周りに少しずつ家が増え、人が増え、道ができ、街になり~~~かなりリアルな状況になる
最後はほのぼの、そんなことあり?って
岩波のシリーズ小さな本でしたが、大きなサイズもあります。



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「三びきのこぶた」
イギリス昔話 
瀬田貞二 訳 山田三郎 画
福音館書店



言わずと知れた、わらの家、木の家、レンガの家 に住む
こぶたと食べにくるオオカミのお話!! 



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「3びきのかわいいオオカミ」
ユージーン・トリビザス 文 
ヘレン・オクセンバリー 絵
こだま ともこ 訳    冨山房


昔話を現代風にパロディ化すると こうなる???
レンガの家、コンクリート家、それから???
アッと驚く、あくまで見事な真逆パロディ!!!


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ヘンゼルとグレーテル
グリム原作 
ジョン・ウォルシュ・アングランド 作1967
英語版



お菓子の家です。
イラスト作家のお国柄、描かれた時代によって、
家のパーツが、いろいろ違うのです。
これは、 ブックトーク 「お菓子」のところで、検証済。



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文・寺村 輝夫 
絵・永井 邦子 
 小学館



2007年初版です。
可愛い可愛い主流なのですかね?
日本人のイラストもいろいろあります。


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ヘンゼルとグレーテル」グリム兄弟の童話から
絵 カトリ―ン・ブランド  訳 藤本朝巳
平凡社


カトリ―ン・ブラントが35年ぶりに描いた絵本。
くらい貧しい家を表す最初の家と、
宝石を持ち帰って幸せになった明るい家とが、対照的です。
お菓子の家は、ドイツの伝統的な焼き菓子レープクーヘンですが、アイシングも変形も何もないシンプルなお菓子です。白い砂糖の窓もシンプルに描かれています。
手持ちの本があったら、比べてみると面白いです。



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「エミリー」
マイケル・ビダート ぶん バーバラ・クーニ― え
掛川 恭子 やく  ほるぷ出版


エミリーとは、1800年代のアメリカの詩人エミリー・ディキンソン。
その屋敷「黄色い家」に閉じこもったままの生活を、
向かい側に住む少女の目を通して描かれた絵本です。

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「ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス」
ジャネット&アラン・あるバーク 作 佐野洋子 訳
文化出版局
郵便屋さんがクリスマスのお手紙を
物語の主人公も内に届けます。
個性ある家と、届けるお手紙が入った、仕掛け絵本です。

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「100かいだてのいえ」
「ちか100かいだてのいえ」
「うみ100かいだてのいえ」
いわいとしお  偕成社


大人気になり、次々とシリーズが出ました。
大型本もでています。
見開きで10階分がこまごまと描かれているので、
小さな本だと、読み聞かせでは、皆が見にくいので、迫力ある
大型本の方がいいですね。



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「きょうはなんのひ」
瀬田貞二 作   林 明子絵
福音館書店

普通の家族の、げんかんの、庭の、居間の、子供部屋の……
家の中の様子が、クイズ的に繰り広げられていきます。