ブックトーク 仕掛け絵本 不思議な絵本・そのほか

不思議な絵

「ふしぎなえ」
「さかさま」　　　安野　光雅　　　福音館書店

上から～？したから？～
錯覚を利用した　心理学テストにも応用されている、不思議絵の数々。
安野さんが子供向けに　わかりやすく絵解きした絵本。
逆さから見たら？

福田茂雄・フィッシャーのトリックアートもそうですね。

「光の旅　かげの旅」
アン・ジョナス　　訳・内海　まお
評論社

大人版の　上から下から～
黒と白だけで表現された　逆さの世界！！

「終わらない夜」
セーラ・L/トムソン　文　　ロブ・ゴンサルヴェス　絵
金原　瑞人　　訳　　　　ほるぷ出版

この感覚は
ちょっとこわーい。

「顔の美術館」　たくさんの不思議傑作集
文と絵　　タイガー立石

これが全部顔ですって！
改めて、ピカソ・クレー・ダリ　って不思議な顔です。
アーチンボルト
今年、展覧会やってます。

そのほか

「チョキ　チョキ　チョッキン」
ひぐちみちこ・いわた　みつこ　作　
こぐま社

全盲の視覚障碍者の岩田さんが作家樋口さんと企画して作られた
初めての点字付き絵本。
文字は点字エンボス加工、砂浜はエンボス加工、
絵は特殊樹脂の盛り上げ印刷になっています。
それまでは、
岩田さん主催の「点訳絵本　ふれあい文庫」で、
ボランティアの方々と既成の絵本の１冊１冊ごとに、
点字フィルムや、絵は塩化ビニールで形作ったり、
触って感じるように布などもを張り付けてつくり、全国貸し出しされていました。

初めて自作ができた時、5歳と2歳のお子さんが
「お母ちゃんの字がついている！　読んでよんで」と、
お母さんの膝の上を取りっこされたことが、
活動30余年8000冊、貸出延べ13万冊の原動力となっていたようです！！

大判』「ゆかいなゆうびんやさんの　クリスマス」
ジャネット＆アラン・アルバート　作　　　佐野洋子　訳　　　
文化出版局
１ページごとに、届けられる手紙の中身が工夫されています。

「こんにちはおてがみです」福音館書店
同じお手紙オープンタイプ。
こどものとも　50周年を記念して作られた、10人の豪華作家によるオムニバス絵本。
代表的な主人公からのお手紙が入っています。届けるのはもちろんホネホネさん。
好評だったので、２冊出ています。
父母会のイベントでブックカフェをしたときに、活用してみました。
自分の好きなページ（作家）のお手紙を読ませて、用意した本を読み聞かせました。

「ＧＡＬＬＯＰ！」「ＳＷＩＮＧ！」
ＲＵＦＵＳ　ＢＵＴＬＥＲ　ＳＥＤＥＲ　作
ＷＯＲＫＭＡＮ社

スキャニメーション（縞アニメ）手法の絵本。
スライドすることで、絵が動きます。
日本語版もあります。