人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

ブックトーク 家

ブックトーク 家
大きな木に住んでみたい  
そんな木のシリーズを並べていると、「家」の特集を組みたくなりました。

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「ガウディ ポップアップで味わう不思議な世界」
紙工作 コートネイ・ワトソン・マッカーシー
訳 木村高子   大日本絵画

1882年から作り始めた、ガウディのサクラダファミリアには、設計図が無く、簡単なスケッチが残っているだけだそうです。
300年かかるといわれていましたが、昨今のIT技術の発展により、
2026年にはその完成を見ることができると発表されました。
立体絵本で、そのすごさがうかがえれば~
世界遺産に登録されています。


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「旅の絵本」Ⅰ~Ⅸ   
安野 光雅    福音館書店

建物絵本ならこのシリーズ。
有名な建築物が、作者の旅の道筋に本当にその場所に建っているように、組み込まれている、魔訶不思議さ!!!
Ⅸは、最近出版されました。30年以上かかっています。


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日本人はどのように建造物をつくってきたか 1
法隆寺  世界最古の木造建築」
西岡 常一  宮上 茂隆  
イラストレーション  穂積和夫  草思社


日本の建築も、負けていない!!
大人が読んでも面白い。
宮大工の西岡氏、高額博士の宮上氏が、実証的な立場から丁寧に
解き明かしてくれている。
歴史の本で見た絵・絵巻物・資料などを、イラストで描き起こしている場面もある。
シリーズで、他に「大阪城」「江戸の街」などもある。


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めくりしかけえほん
ドールハウス イギリス、ビクトリア時代の家のひみつ」
文: ジェマイマ・パイプ  
え:マリア・テイラー せいさく:カールトンキッズ・チーム
大日本絵画


ビクトリア時代1800年代の建物が、ミニチュアの、ドールハウスとして制作されています。




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「人形の家」
ルーマ・ゴッティン 作  瀬田貞二 訳 挿絵 堀内誠一
岩波少年文庫
イギリスの作家ゴッティンの作品です。
1800年代、ビクトリア王朝時代の一文字人形とドールハウスのお話です。



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小学館あーとブック1「ゴッホの絵本  渦巻ぐるぐる」
構成・文 勇気 昌子  小学館
ゴッホには オヴェールの教会がゆがんで見えた。



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「10人のゆかいなひっこし」
安野光雅  野崎 昭弘   森 毅
童話屋

ドイツの伝統的な木組みの家が2軒。
10人のこども達が引っ越しをするのだけれど~
めくりの窓から見える子供たちと、引っ越しをした子供たちと~
1ページごとに工夫がされていて、よく見ないとわからない。
数学者森毅、野崎昭弘が監修した、仕掛け絵本



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「かぞえてみよう」
安野 光雅 作/絵 講談社
数の概念、等々
数学の面白さをいろいろな角度から、絵本で解き明かしていく。
0から始まるお話でもあり、1年の12月のお話にもなっています。



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「ふしぎなえ」<こどものとも> 傑作集
安野 光雅 え    福音館書店

絶対あり得ないけど、騙されてしまう、
上下左右入れ替わりのいろいろ、だまし絵の世界。




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「あなたのいえ わたしのいえ」かがくのとも傑作集

加古里子ぶん・え   福音館書店

何もないところに、柱と屋根を作り~壁を作り~ドアをつくり~
生活に必要とされていくものがふえていく過程が、加古里子さんの絵と文で 
とか進んでいきます。
この夏、お亡くなりになりましたね。去年90歳ということで、
テレビでも取り上げられた時には、
毎日絵を書いていらっしゃるということでしたのに 




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「百年の家」
作/Jパトリック・ルイス  訳/長田 弘
講談社


1656年、石と木だけで作られた古い家が見捨てられ忘れられて朽ちていた。
1900年森の中で見つけられてからの100年間の移り変わりを描いた
家と人とのドラマ。
詩人の長田さんの訳が、人生をまた感じさせてくれる。