人形の着物屋さん 雅楽

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暁野  小袖(掛下)

打ち掛けの下に着る、掛下を袖の短い小袖で作ってみました。

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この大胆な模様を、折りたたんで着るのはもったいない
ということで、打ち掛けにしてみました。
掛下として小袖が1枚あれば
どんな着物でも
サイズも気にならないで
羽織れるではありませんか!
大きな帯を前に結べば、
 花魁 にもなります。
     *普通の振袖でも着れるようにはしておきます。



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夏物のすける着物も素敵です。
これはSDサイズ

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腰巻に着付けてみました。
  *腰巻は日本史に出てくる
  「浅井長政夫人像 市 」の絵姿が代表的です。
  武士の女性の夏装束 
  夏の帷子の小袖の上に、打ちかけた豪華な小袖を
  腰に巻きつけている着方です。
  先日、サントリー美術館の「小袖展」には、
  腰巻用の帯が展示されていて、初めて見ました!
  「付帯」といって、細帯を結んだ両端に、紙やわらを入れて棒状にし、
  袖を入れて使うのだそうです、
  案山子の手みたい?に袖がぱりっと広がりますね。
  ダラダラにはならないでしょうけど、別な意味で邪魔?
  帯に工夫をして、それ ぽっく してみました。

  暁野さん、戦国時代の女房姿が良く似合います! 


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  「小夜子」さんの余り布で裏も共八掛で仕立てたので、
   しっかりしたつややかな小袖に仕上がりました。
   (肩の部分には裏がありません)
   少し低めの位置に、細めの帯を締めています。
   13SD笙にも作ってみました。
   おびは、垂れの長い文庫。

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 *SD、17SD用も作る予定です。