随分前てすが
東海道神奈川ウォークで、平塚~大磯のコースで
馬場(ばんば)公園で、
ここで「国府祭」が行われると
その、のんびりゆゆしさに、いつか見てみたいと思っていました。
大磯ガイドウォークの、一環として、案内が来たので、即申し込みました。
大化の改新より早く、
出雲の柳田氏が、移住してきて、一帯は柳田郷となり、その、守護神として、出雲の
櫛稲田姫命、スサノオ命、大国主命を、祭ったのが、六所神社です。
しめ縄も出雲大社と同じですが、
しめ縄は出雲大社だけは巻きはじめか一般と逆だそうですよ、
16世紀北条氏の頃の野面積みの石垣
相模一帯の神社を、束ねる「総社」です。
国府祭の神輿を担ぐ人たちが、神輿の準備をしています
行列の先頭は代々の柳田氏の宮司、そして国司装束の市長、行列に加わる氏子たちが、準備してます。
総社とは、赴任した国司が、各分社に挨拶に行こうとすると、大変なので
一ヶ所に集まってもらい一度にすまそうとした
国府鎮座の総括神社のことです。
それまでは、柳田大明神てした。
国司(行政)と神社(宗教)とか一体化して
平安時代から続いている。お祭りてす、
宗教からは
大化の改新以前はこの一帯は
磯長国一ノ宮「川匂(かわわ)神社」の国があり、
総括して相模国となったからには
どちらも一ノ宮になりたい‼️
毎年、分霊だけでなく五の宮までの御神体が集まる神揃いの、まつりのときに、
一ノ宮争いの 座問答 で
勝負するのてす。
最初の地図にもありますが、
各神社(最近は遠いところは近くまで神輿は車で運ぶのですが)の国府境から、集合場所神揃山まで、
前日に、神職、子供たちによる道清めの行列があります。
そして、神揃山には一ノ宮から、順番に乗り入れます。
のぼりみちも、きまっています、
目の前を四ノ宮平塚前島神社の、白木の神輿が
上っていきます。
山頂では、奉納の前に各社のパフォーマンスがあるようです。四の宮の神輿は
元気に走り回っていました。
後方を、五宮の平塚八幡宮の行列が、巫女を先頭にゆっくりあるいていました、
そのまま、巫女の奉納舞が、しめやかに。
その間、私は、11時50分からの、
餅まきを、えるべく、待機してました。
力石の上に落として割って中の餅を巻く行事てすが、
持上げながら、縛ってあるひもを解いていました。
法被姿の皆さんが。しめ縄結界の周囲で。
三ノ宮では胴巻き、手甲が、きらびやかで
目立ちます。
チマキとは、ここでは
茅萱(ちがや)に餅を入れたものをいいます。
チマキの俵の中に餅まきように、たくさんのもちが入ってました。
下の、馬場公園で配られるのを、
カバンやリュックにさして歩くのが、
地元民の粋なのだそうで、私もいただいて帰りました。
ちょうど12時から
メインイベントの
座問答が始まります。
(虎ノ皮)を、見せあって、上座に三度移動したところで
三ノ宮の仲裁で「いづれ明年まで」で、終わります。
餅まきをゲットしていると、座問答のカメラスポットは、早くからの人で取れません。
その上、しっかり充電していたはずのスマホが、
コンセントのほうがはすれていたようで、
途中から残5%。これては、諦め状態!
座問答の頃に、六所神社からは、総社宮立。
見合いの松の所は休憩場所です。
馬場公園ては、奉納の舞などか行われ、
各社のお囃子山車が、並び、
笛や太鼓が。賑やかてす。
勿論、縁日の屋台も。ズラリです。
たくさんの神事のあと、五宮より、順番にかえり、
最後に総社神輿がかえります。17時ごろまでの、
一日行事てす。
神揃い山には白木の神輿ですが、
各社の大神輿も、年毎に順次馬場公園に奉納されます。
大磯ガイドウォークは、神揃い山の手前で、終了だったので
来年は、午後の部から企画してほしい
なんて声が、上がりました、
最もです。
関西は、チマキ
関東は柏餅
と、いうらしいてすが
私は若い頃は粽は食べたことはなかったです。
そして、広島の柏餅さえ、
「これって柏の葉ではないよね」の、とおり、
サルトリイバラ(山帰来)を、「かたろの葉」と、呼んでいたものてす。
こちらにきて、
福島の人から、熊笹てくるんだ三角型の、餅米を入れて蒸す、チマキを、教えてもらいました。
中華のチマキみたいなものてす。
だから、あの三角すいのチマキは、試しに買って見たくらい(まず、お高い)
なーんで、笹の葉なのにチマキ?
が、今回、みっごと解決!
茅は、屋根をふく、手頃な材料だったし、
笹の葉同様に抗菌作用もあるわけだしね。
この、茅(チ)巻、捲(マク)が、語源だそうてす。
と、新たな納得を、して、
無病息災を、祈りながら
霊験新たかな餅をいただきました🎵