人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

5月5日 国府祭(こうのまち)

随分前てすが

東海道神奈川ウォークで、平塚~大磯のコースで

馬場(ばんば)公園で、

ここで「国府祭」が行われると

その、のんびりゆゆしさに、いつか見てみたいと思っていました。

 

大磯ガイドウォークの、一環として、案内が来たので、即申し込みました。

大化の改新後、全国に国府が、設置されました。

大磯町国府は、相模の国府があったところです。

大化の改新より早く、

出雲の柳田氏が、移住してきて、一帯は柳田郷となり、その、守護神として、出雲の

櫛稲田姫命スサノオ命、大国主命を、祭ったのが、六所神社です。

しめ縄も出雲大社と同じですが、

神無月でなく神有月と、いう出雲大社ですから?

しめ縄は出雲大社だけは巻きはじめか一般と逆だそうですよ、

16世紀北条氏の頃の野面積みの石垣

相模一帯の神社を、束ねる「総社」です。

国府祭の神輿を担ぐ人たちが、神輿の準備をしています

行列の先頭は代々の柳田氏の宮司、そして国司装束の市長、行列に加わる氏子たちが、準備してます。

総社とは、赴任した国司が、各分社に挨拶に行こうとすると、大変なので

一ヶ所に集まってもらい一度にすまそうとした

国府鎮座の総括神社のことです。

それまでは、柳田大明神てした。

国司(行政)と神社(宗教)とか一体化して

平安時代から続いている。お祭りてす、

 

宗教からは

大化の改新以前はこの一帯は

相模国一ノ宮「寒川神社

磯長国一ノ宮「川匂(かわわ)神社」の国があり、

総括して相模国となったからには

どちらも一ノ宮になりたい‼️

毎年、分霊だけでなく五の宮までの御神体が集まる神揃いの、まつりのときに、

一ノ宮争いの 座問答 で

勝負するのてす。

 

最初の地図にもありますが、

各神社(最近は遠いところは近くまで神輿は車で運ぶのですが)の国府境から、集合場所神揃山まで、

前日に、神職、子供たちによる道清めの行列があります。

そして、神揃山には一ノ宮から、順番に乗り入れます。

のぼりみちも、きまっています、

目の前を四ノ宮平塚前島神社の、白木の神輿が

上っていきます。

山頂では、奉納の前に各社のパフォーマンスがあるようです。四の宮の神輿は

元気に走り回っていました。

後方を、五宮の平塚八幡宮の行列が、巫女を先頭にゆっくりあるいていました、

そのまま、巫女の奉納舞が、しめやかに。

その間、私は、11時50分からの、

餅まきを、えるべく、待機してました。

三宮伊勢原比比田神社の、ちまきの俵を持ち上げ

力石の上に落として割って中の餅を巻く行事てすが、

持上げながら、縛ってあるひもを解いていました。

 

法被姿の皆さんが。しめ縄結界の周囲で。

三ノ宮では胴巻き、手甲が、きらびやかで

目立ちます。

チマキとは、ここでは

茅萱(ちがや)に餅を入れたものをいいます。

チマキの俵の中に餅まきように、たくさんのもちが入ってました。

下の、馬場公園で配られるのを、

カバンやリュックにさして歩くのが、

地元民の粋なのだそうで、私もいただいて帰りました。

ちょうど12時から

メインイベントの

座問答が始まります。

寒川神社と川匂神社の宮司が、各社の神様の座

(虎ノ皮)を、見せあって、上座に三度移動したところで

三ノ宮の仲裁で「いづれ明年まで」で、終わります。

餅まきをゲットしていると、座問答のカメラスポットは、早くからの人で取れません。

その上、しっかり充電していたはずのスマホが、

コンセントのほうがはすれていたようで、

途中から残5%。これては、諦め状態!

 

座問答の頃に、六所神社からは、総社宮立。

見合いの松の所は休憩場所です。

 

馬場公園ては、奉納の舞などか行われ、

各社のお囃子山車が、並び、

笛や太鼓が。賑やかてす。

勿論、縁日の屋台も。ズラリです。

たくさんの神事のあと、五宮より、順番にかえり、

最後に総社神輿がかえります。17時ごろまでの、

一日行事てす。

神揃い山には白木の神輿ですが、

各社の大神輿も、年毎に順次馬場公園に奉納されます。

 

大磯ガイドウォークは、神揃い山の手前で、終了だったので

来年は、午後の部から企画してほしい

なんて声が、上がりました、

最もです。

 

 

関西は、チマキ

関東は柏餅

 

と、いうらしいてすが

私は若い頃は粽は食べたことはなかったです。

そして、広島の柏餅さえ、

「これって柏の葉ではないよね」の、とおり、

サルトリイバラ(山帰来)を、「かたろの葉」と、呼んでいたものてす。

 

こちらにきて、

福島の人から、熊笹てくるんだ三角型の、餅米を入れて蒸す、チマキを、教えてもらいました。

中華のチマキみたいなものてす。

だから、あの三角すいのチマキは、試しに買って見たくらい(まず、お高い)

なーんで、笹の葉なのにチマキ?

が、今回、みっごと解決!

茅は、屋根をふく、手頃な材料だったし、

笹の葉同様に抗菌作用もあるわけだしね。

この、茅(チ)巻、捲(マク)が、語源だそうてす。

と、新たな納得を、して、

無病息災を、祈りながら

霊験新たかな餅をいただきました🎵