人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

箱根MOA美術館&坂東玉三郎舞踊会

24日は
久しぶりのバスツアー

最終鎌倉からの分乗者を乗せると

寒く、風強く

七里ガ浜は白波が連続でたっていました、

f:id:garasann:20211125082048j:plain
f:id:garasann:20211125103802j:plain


サーファーにはたまらない波ですね、

早くからすがたも、みられます

湘南海岸公園あたりでは、

サーファーが群がっていました、


熱海の手前の、

蕎麦ダイニング[季佐久]で、ゆっくり早めの昼食、

カウンター席いっぱいに、海がひろがります

f:id:garasann:20211125082643j:plain

地さかなのさしみとてんぷら
鮮度がいいので、天ぷらはお塩でいただきます
f:id:garasann:20211125082745j:plain
f:id:garasann:20211125082928j:plain

お蕎麦、栗ご飯も、少なめなところが
完食できます、

MOA美術館は、久しぶり
とおもったら、な、なんと4年前に、改築されて、
全くの様変わりで、おどろきました
f:id:garasann:20211125083255j:plain


学芸部員さんに。あんないしていただきます

原則、撮影可です、

高い、高い所にあるので、
エレベーターも、ながいですが、
様変わり
イルミネーションで。飾られています
f:id:garasann:20211125083405j:plain
f:id:garasann:20211125083436j:plain

いきついたところが、[いこいの広場]
円形天井が、
伊田みつる、ゆり子夫妻の万華鏡マッピング
f:id:garasann:20211125083614j:plain
f:id:garasann:20211125083647j:plain

揺らめくせかい
中村ゆり子さんのオリジナルピアノ曲
悠久の時を感じます
(フィンランドの岩の教会も、そうでしたが)
周囲に、椅子があり、何時間でも
光の揺らめきの中で、過ごせます

以前は、行っても行っても展示室
だった気がしますが
なかなか、展示室にはたどり着きません

空間の遊びをとりいれた
新しい感覚の
設計です、

広島と同じく
[海の見える美術館]とも、唱っているので
どこからても(外、中)相模湾が、見渡せます
f:id:garasann:20211125085135j:plain
f:id:garasann:20211125085228j:plain

メインの、外は黒。内側が黒と赤の根来塗の漆のドアを通った、2階が、展示室、能楽堂へのロビーです
f:id:garasann:20211125085702j:plain
f:id:garasann:20211125085748j:plain

展示室がわ左手に、
有名な[秀吉の金の茶室]
f:id:garasann:20211125085901j:plain
勿論、大阪城で落城焼失していますが、
文献をもとに、再現されたものです、
金張りに、道具は純金製
御軸は8さいの豊臣秀頼直筆(真筆)だとか!

もともと、解体、組立式なので、
京都二条城に組み立てられたの、
意匠です、
手前、廊下の上げられた半蔀
部屋の板戸襖の、紐の引き手が、二条城らしい、


茶室と展示室をつなぐ広い通路が
片面海に面した、ガラス張り、
椅子がたくさんあるので、のんびりできます、

特別展は、
[茶道具]展です、
→に従って行くと、どんどん下に(一階)行き
常設展示の部屋に

もとに戻るには?トイレは?
右往左往してしまいます、

今回は
能楽堂での坂東玉三郎の舞踊会がメインです、
でも、麗々しく宣伝していなく
入り口は、この小さな看板だけ
f:id:garasann:20211125090739j:plain

ロビーで、写真撮りまくり

と、勢いこんでいたのに、意気消沈
座席から
f:id:garasann:20211125090926j:plain
f:id:garasann:20211125090952j:plain

演題の[静のおだまき]
ドール持参していたのに~
f:id:garasann:20211125091143j:plain
f:id:garasann:20211125091232j:plain
f:id:garasann:20211125091256j:plain


長唄
[老松][静のおだまき]てしたが、

その前に[口上]として、
衣装の説明がありました、

これが、良かったです

能舞台なので、低く、観客も満席でしたがすくない、

目と鼻の先で、直にお話を聞いている感覚

熱海座の舞踊公園は、創立4年目から続いていて
その頃の(30代)
歌舞伎と異なる
橋懸かりのある能舞台と踊り
に、たいしての試行錯誤してきたおもいを、
語られました、
能楽堂に合わせた

[船弁慶]の、静御前の前シテ、後シテ
[葵のうえ]の六条御息所

三枚の[唐衣]の
その時作られた経過も合わせての説明でした

一枚ずつ、舞台で
まず、
打掛風にきて、御披露目
歌舞伎の打ち掛け御披露目のように
後ろ姿を、とくと披露!

能装束の着流しに
さっとたくしあげて、着付け
緩く舞いながら、見せていく
こんな感じに
f:id:garasann:20211125101335j:plain


歌舞伎や、お芝居では、みられない
パフォーマンスが、
目新しく、70にしてまだまだの華

実は、この、パフォーマンスは、数年前から
あちこちで試みていたら、
とて評判がよく、
熱海能楽堂では、初試みだそうです、

今回にあわせて、二人静の唐衣を
もう一枚とおもわれたようてすが、
先月、大阪で、ご披露したばかりなのでー
と、軽妙に、贅沢なお悩みも、ご披露‼️


[老松]白づくめの着物に、墨絵の松

[静のおだまき]では、
能楽堂ふうに、唐衣の前シテから、白拍子の水干


では、
雅楽
[静のおだまき]

吉野山 峰の白雪ふみわけて
分け入りし人のあとぞこいしき
f:id:garasann:20211125094049j:plain
f:id:garasann:20211125094108j:plain
f:id:garasann:20211125094137j:plain
f:id:garasann:20211125094202j:plain
f:id:garasann:20211125094236j:plain

静や静 静のおだまき繰り返し
昔を今になすよしもがな
f:id:garasann:20211125094432j:plain
f:id:garasann:20211125094507j:plain
f:id:garasann:20211125094923j:plain

f:id:garasann:20211126094246j:plain
f:id:garasann:20211126094326j:plain
f:id:garasann:20211126094356j:plain
f:id:garasann:20211126094440j:plain
f:id:garasann:20211126094603j:plain
f:id:garasann:20211126094631j:plain

f:id:garasann:20211126095035j:plain
ポスターの白拍子の水干は
一重仕立てたってので
私も、一重で仕立ててのですが
舞う時は、白絹の袷の水干 着用でしたね

舞台ては、浴衣姿でも、
主役は袷仕立てにしてあるのは、
裾捌き、ライト映えなのてしょうかね、

水干の広袖をくるりと巻き付ける仕草には
やはり絹のしなやかさが、きれいてすものね、


複雑な構造

エレベーターは少なく
階段
エスカレーターと、

自由行動だったので
配置がいまいち理解できてなく

自由時間に、庭に行けなくて
残りのじかんは
万華鏡と音楽で癒していました

尾形光琳の京都の家を再現した
茶室のあるお庭は、
それだけのツアーもあるらしいので
また、の機会に