人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

ブックトーク 動物のごちそう

Ⅸ動物のごちそう
そのものズバリ!
「たべちゃうぞ」って、いっています。

イメージ 1


イメージ 2
イメージ 3
「おまえをたべちゃうぞーっ!」
 トニー・ロス 作/絵 
 神鳥 統夫 訳
  岩崎書店


宇宙船に乗ってきた怪獣は、なんでも食べつくし、
青い地球めざして、飛んでいきます。
果たして、たどり着いた地球では!!!
アッと驚く結末が 見事!
何の説明もいりません!!


イメージ 4
イメージ 5


宮西 達也 作・絵  [おまえうまそうだな]  ポプラ社

肉食恐竜ティラノサウルスが、「うまそう」と草食恐竜アンキロサウルの生まれたばかりの赤ちゃんを食べようとしますが~
アニメ映画にもなった、恐竜シリーズのこの作品。
見ながら泣いたって噂をずいぶん聞きます。




イメージ 6
イメージ 7


桂米朝上方落語・地獄八景より
「じごくのそうべえ」
田島 征彦  童心社

地獄の人呑鬼(じんどんき)は、地獄に落ちた人間を呑み込むのですが~
米朝落語の威勢のいい関西弁。下ネタ話もあり、子供たちには大うけ!!
 シリーズ化され、奇想天外いろいろなところに行くのですが、
やはり、これが一番スピーディで楽しい。元話がしっかりしているからでしょうね。


怪獣や恐竜に劣らず、オオカミ=たべちゃう   って浮かんできますよね。
食べちゃうものは???

イメージ 8
イメージ 9


「オオカミのごちそう」
ぶん 木村祐一  絵 田島征三  偕成社

オオカミはほかの動物には目もくれず、
食べそこなった子豚を追いかけますが。



イメージ 10

イメージ 11


「ぶたくんと100匹のおおかみ」
宮西 達也 作・絵   

2年生の読み聞かせで使いました。
どっつ どっつ どっつ!と、右に左に 動かしながら読むと、大笑い。
中には「ほんとに100匹いるの?」と懐疑的な意見が飛び出る!
実は、私もそう思ったのですよ!!で、確かめていました!
はい、このページだけは、ちゃんと100匹書かれているのです。
でね、読んだ後「では100匹いるか、みんなで数えてみよう 1,2~」
こどもたちは、ワット前に寄ってきて、食い入るように見ながら大きな声で数えました!!「100!!」「わっつい」と大歓声でした。
教室を出るとき 一人の女子が近寄ってきて「たのしかったあ」と満面の笑みでした。
私の方が、楽しかったです。
ただ読むのでなく、子供たちと自然に会話ができるような本を、選ぶようにしました。

イメージ 12
岩波幼年ぶんこ
「ポリーとはらぺこおおかみ」
キャサリン・ストー 作
 掛川恭子 訳 
岩波書店


このおおかみ、 あかずきんのお決まりパターンで襲うのですが。
現代っ子のポリーはしっかりしていますからね。
赤ずきんは、お菓子のところで紹介したので 略。

イメージ 13
イメージ 14

こどものとも>傑作集「三びきのこぶた」イギリス昔話 
瀬田貞二 訳 山田 三郎 画 福音館書店
 
1960年こどものとも、1967年傑作集として発表されてなお、不動の人気ペアの作品です。
お兄さんたちは、食べられてしまいますが、そのほかの作作品では、レンガの家に逃げ込んだり、弟ブタと狼との駆け引きなどがあったりなかったり、あらゆるパターンの作品がある、題材です。
このころの岩波。福音館書店の作品には、熱意があるので、長く親しまれているわけです。
山田三郎さんの、かなり写実的なブタの絵が目を引きます。


イメージ 15
イメージ 16

「3びきのかわいいオオカミ」
ユージ―ン・。トリビザス 文
ヘレン・オクセンバリー  絵
こだま ともこ 訳

ギリシャの作家・犯罪学者が、オオカミとブタの立場を変えて書いた絵本。
いきなりレンガの家が悪いブタに壊されるところから はじまり~
どんな家を建てていくのでしょうか?
そして、最後は?