人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

ブックトーク 鼻 Ⅶ 動物の鼻

人間中心でしたが、鼻が長いといったら やっぱり「ゾウ」でしょうか。
♪ ぞうさん ぞうさん お鼻がながいのね
  そうよ 母さんも長いのよ   ♪
お母さんが最初に歌ってあげる(昔はそうだったけど、今は違うのかな?)
まどみちお 作詞です


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「モルゲンシュテルンのこどものうた」
クリスチャン・モルゲンシュタン・詩 リズベート・ツヴェルガー編・絵
  池田香代子・訳  BL出版 

ドイツの詩です。「大きな象のこと」
結構、観念的な訳詩になっています。
ツヴェルガーの作品は「賢者の贈り物」の初版時に出会ったときから、コツコツと
集めています。主人のオーストスキー旅行でも、頼んだりするほど~。
で、表紙に引かれて買ってしまったほんですが。



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小学館のNEO「くらべる図鑑」「もっと比べる図鑑」
   小学館
いろいろな角度から、いろいろな物体・具象を
1ページ内で比べることができる。
停止画像なのに、どんどん比較することで、動きがある。
ぱっと見てわかり、「へえぇ」と妙に納得できる図鑑。
象は、比較の基準になりやすいのか、いろいろなところに
コラム記事としても紹介もされています。

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「ゾウの鼻がながいわけ」―キプリングのなぜなぜ話―
ラドヤード・キプリング 作  藤松玲子訳
岩波少年文庫
キプリングが自分のこどものために作ったベットタイムストーリイ12の短編集です。
挿絵も自ら、隠し絵も入れて書いています。
原題は[Just So for Little Children]で、副題の「なぜなぜばなし」というところです。
文庫版ですが、ハードカバーも出ています。

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「ぞうのはなはなぜながい」
ラドヤード・キプリング原作 寺村輝夫 文  長 新太 絵  
 
「ゾウの鼻がながいわけ」のみを取り出して、絵本にしたものです。
なぜながいのかは、読んでからのおたのしみ。

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たくさんのふしぎ「ある都市のれきし」
  -横浜 330年―  北沢 猛 文 内山 正 絵    
英語版
「The story of YOKOHAMA」 文Saito Ren 絵Kawamura Koich,Hirono Tohru
 リブロノート
横浜には「ゾウの鼻パーク」があります。
たくさんのふしぎは発刊されたばかりのころのペーパーバックスです。
このころは、関東転勤になるなど、考えてもいなかったですね。
現在のように山下公園~横浜大桟橋~赤レンガ倉庫~桜木町駅の遊歩道は、整備されていなくて、「危ないデカ」オープニングの引き込み線がまだ残っていたくらいでした。
英語版(日本語版もあり)は開港130周年(1989)記念に出版されたものです。
横浜の街の変遷が丁寧に書かれています。
大桟橋と、赤レンガ倉庫のあいだが、「ゾウの鼻パーク」です。
じつは、開港当時の絵を見ると、砂州がゾウの鼻の様に見えますよね。
現在は大桟橋に突き出た形で残っています。
「ゾウの鼻地区」として親しまれ、名残として、近隣が公園として整備されました。
芝生の上で、海をみながらのんびりしたりしてます。