関西向けも、頑張って作って送ったので、
小休止。
30日までだというので 雨にならないうちに、映画みてきました。
映画館は、どこに行くにも電車で10分はかかるので、
なかなか行きたくても行けなかったのです。
その上、1日1回だけですよ!
思い立たないと、なかなか腰が上がらないのですよ!
シニア1000円を利用して行くのは、智君のお供のアニメばかり!
(夏休みには ナルト ブラッドプリズン観てきましたから)
(夏休みには ナルト ブラッドプリズン観てきましたから)
新藤兼人監督の 「1枚のハガキ」
広島出身だけに、舞台は広島
今ではあまり使われないような、「つか~さい」(これ丁寧語ですからね)が頻繁にでてきて~
全編、貧乏の割には丁寧語がつかわれていました。
98歳監督の集大成だそうですが、
そうですね、極貧の家族を描いているのに
すべてに様式美を感じました。
98歳から見ると、戦争も、人間のどろどろも、一つの運命、
すでに様式化しているのでしょう!!
登場人物も限られた人数で、茅葺の民家はその縮図ですね。
(出来たばかりのようなきれいな茅葺屋根が、板の間に蓆を敷いた座敷とは対比的でした)
(出来たばかりのようなきれいな茅葺屋根が、板の間に蓆を敷いた座敷とは対比的でした)
背の高い、足の長い とよえつが、峠を歩いてくるすがた、
水桶をかついで二人で歩く姿がが いいですね。
この人の遠目、歩く姿は、好きです。
感情をむきだしにして、なお冷静な 女は 大竹しのぶならではですね。
「一粒の麦をまこう」
焼け落ちた民家の跡地にまいた麦粒、
聖書の言葉通り、まっすぐに実った麦穂が
監督の、すべてを語っていましたね。
ちなみに、平日だし、もう終盤なので、ガラガラ状態でした。
雨も降り始めました。