人形の着物屋さん 雅楽

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ひさしぶり の鎌倉

鎌倉は 

鏑木清方美術館 からの案内で

講演会
「清方門下による新版画」
  講師 ㈱渡辺木版美術画廊 
      渡辺章一郎

予約して、出かけました。

晴天の小町通りに入ると、
課外活動か、修学旅行か
中学生(?)の団体であふれかえっておりました。
小町通りは、古いお店がどんどんなくなって、
新しい若者向けのお店が乱立しています。
裏手にあった住宅街に抜ける道筋が、通り抜けになって、
新しいお店がどんどん出来ています。
そんなお店の前に群がる嬌声の中をすり抜けて、 美術館へ

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 新版画  とは、 浮世絵江戸版画の技術技法を、継続しようと
 初代(現3代目)が渡辺版画を立ち上げ、その時代の画家の作品を
 版画にしたものの呼称です。

 初代の活躍と歴史を、スピーディに画像をみながらの講演は、
 TV「何でも鑑定団」で、版画の鑑定をされているせいか、
 楽しく、アッという間の90分でした。

 鏑木門下生だった伊藤深水などの、肉筆画に負けない新しい感覚の版画
 などは、浮世絵とも違ってハットするほどきれいです。

 関東大震災で、全資料、版木も焼失されたそうで、
 復刻できないのが残念だそうです。


さて、鎌倉に来たからには

 八幡様の大銀杏


根こそぎたおれた、もとあったところの残骸から

沢山の ひこばえ  が、
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万感の思いで 移植された 幹

ここからも、新芽が芽吹いています。
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「がんばれ大銀杏」の大奉納絵馬
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鎌倉幕府が 1192ですから 900年以上の樹齢

やはりご神木だけあって、生命力はすごいですね。

今からどんな形に再生していくのでしょうかね。