人形の着物屋さん 雅楽

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紅葉狩  狩衣 秋の章

奥山に 紅葉ふみわけ
なく鹿の 声聞くときぞ
秋は哀しき
    ー小倉 百人一首 猿丸太夫
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狩衣は 濃き紫  裏地も紫で
中着は 薄浅葱
指貫袴は 松葉散らしの茶のお召しの裏布を使っています。

                名古屋ドルパ


秋の野にひと際あでやかな

緋の狩衣で

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狩衣   緋色に濃淡で樹木が織り込まれた堅めの生地です。
     道行などにつかわれていた?
中着   濃き紅
指貫袴  生壁色に銀糸で細かな草花が織り込まれたお召し。
     秋色らしく渋めにしてみました。


*深みのある色をつかって、秋の演出の始まりです!
 しかし、渋みばかりでも~  と緋色を使ってみました。
 思い出して、作ってみた茶の袴が、表裏ともに
 意外と、いい感じで組み合わせられています。
 なにやら、袴、つくりすぎたかな~
 袴をかえると、又雰囲気がかわるのですが~

 ここでは、四季のイメージに添って
 組み合わせています。

 ああ、次は、牛車出したいよ~!!!