人形の着物屋さん 雅楽

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蝉時雨  狩衣 夏の章 2

蝉時雨が聞こえてきそうな

夏の 紗の狩衣

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表黒、裏青の紗織です。
露芝に小花の地紋があります。

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荒い織目なので、よく透けています


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中着と指貫袴を 白に水色の立湧と菊菱模様の
同じ化繊サテン布で作ってみました。
つややかな薄での生地は、さらりとして
夏向きです。

花模様を着せてもいいでしょうね。

               この画像は 名古屋ドルパ
                複数作っています。

上下をそろえると、なんだか直垂みたいに見えます。
蜻蛉を長い紐にして、いろいろに変化させて結ぶ直垂姿は、
武士らしくていいですね。


*予定していた紺の紗が見当たらず、
 残布で購入していた、紗を使いました。
 目が荒いので、今度こそ糸抜きは”楽 ”
 と思ったのですが‥‥
 荒く太いと思った縦糸は、何本かの細い絹糸を 強く撚ってありました。
 5~6センチごとに横に切り目を入れて、
 1本ずつほぐして、細くして引き抜きました~

 やっと出来上がったので、中着を変えて写真撮る時間もなかったです~