人形の着物屋さん 雅楽

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ブックトーク 雪国のくらし

2、雪国のくらし
 
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北越雪譜」
鈴木牧之 編撰 京山人 百樹 册定 
岡田竹松 校訂 岩波クラッシクス


雪の結晶の絵図で有名なこの随筆集は、江戸時代、越後塩沢の質屋縮屋の豪商、
鈴木牧之(号)の作。
ベントレーのように高価なカメラで結晶を写すのでなく、肉眼でとらえた
結晶を、手書きしたところが、すごいですね。
商売で江戸に行く度に、当時の文人 山東京山、
画家、谷文晁・北斎などと交流があり、幅広い知識で、雪国の生活が
描かれている、随筆集です。
上越市に木の香りの漂う「牧之記念館」があります。が、いまいち観光に目玉がないのか、 発展途上観光地 って感じでした。

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「ゆきのひ」
加古 里子 さく/え  福音館書店


昭和のころの雪国の雪の日の過ごし方、働く様子、丁寧に描かれて、
生活感があふれ出ている。

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「しろいゆき あかるいゆき」
さく アルビン・トレッセㇽト  絵 ロジャー・デュポアサン
やく えくに かおり   BL出版


こちらも雪が降り始めてからとけるまでの人々の様子が描かれています。
雪の中で働く人々のちょっとした仕草が、優しく生活感を醸し出しています。



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「雪の日のほねほねさん」
にしむらあつこ さく・え  福音館書店


雪が降ったってなんだって、郵便配達は大切な仕事なのです。
ほねほねさん、スキーでさっそうと配達していきます。




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「はたらきもののじょせつしゃ ケイティ」
ぶんとえ ばーじにあ・りーばーとん  やく いしいももこ


部品を取り換えると、ブルドーザーにも、じょせつしゃにもなるケィティ
です。雪の日の出番は、二階の窓のところまで積もって、何も動けなくなった頃です。
真っ白ななかを、進む進む!ケイティ!
白の空白画面がが半端なく生きています。