人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

ブックトーク 鼻 Ⅲ 天狗

イメージ 1
日本のむかし話 1
 坪田譲治  偕成社文庫
「天狗のころも」
出羽の国 羽黒山 南部の早池峰山と、
飛ぶように行ったり来たりしている
天狗の話です。
山伏もそうですが、
比叡山阿闍梨の「千日回峰行」などを見ていると
その速さは、天狗にたとえられそうですね。


イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4


「だるまちゃんとてんぐちゃん」
  加古 里子  福音館書店

天狗さんの持ち物を何でも欲しがるだるまちゃん。
天狗さんの立派な鼻が欲しいと言ったら、
みんなで おもちをついて、鼻につけてくれたのです って!
もちろん、今の小学生も欲しがる「妖怪ウオッチ必須アイテム 天狗の葉うちわ」も
しっかり自分で工夫して持っていますよ。
庭のやつでの葉ですけどね。!

加古里子先生、今年90歳になられて、
まだまだ毎日机に向かって書いていらっしゃる!!
お元気な姿がテレビで放映されました。



イメージ 5
イメージ 6
「妖怪ウオッチオフィシャル攻略ガイド」
 小学館
ゲームが苦手な私、3Dやスマホゲームに夢中な
孫&母親が何をしているか、皆目わからない。
そんな中、妖怪となると、
なんでもござれ、任しておいて!
俄然話が通じました。



イメージ 7

イメージ 8
イメージ 9

あったとさ絵本・4「鼻の長兵衛さん」
  山田 貢・文  井上洋介・絵 文科出版局
 
天狗の宝物には、「葉うちは」「かくれみの」などが出てきますが、
長兵衛さんがゲットしたのは「鼓」です。
“片面打って鼻のびろ、反対側でもとに戻る”で
長兵衛さんはワル知恵働かした、悪徳商売が過ぎてお咎めになります。

で、今度は自分の首を伸ばしては、ただ見、ただ食い~のしたい放題。
そのうち~~~

 井上 洋介さんの ラストの絵がすごい!!!

今年初め、85歳でお亡くなりになりましたね。