人形の着物屋さん 雅楽

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歌舞伎に


「夢市男伊達競」ゆめのいちおとこだてくらべ 

 菊五郎一座の 新春公演は

 国立劇場で。

 国立劇場文芸科と菊五郎さんで

 上演されていない 戯作を掘り起こして 再演を試みる

 このところ、面白い企画の通し狂言でお正月の呼び物の一つになっているようです。


お正月らしく、たくさんの菰樽が積まれた正面玄関
初日、3日には鏡開き、ふるまい酒があるのですものね!!
 
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 国立劇場は、なんといっても

 正面の 平櫛田中作「鏡獅子」
  (ずいぶん昔ですが、最初に見たときは、感動ものでした)
  
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 演じ物が大きな凧になって、
 2階階段に吊るされているのも、
 もち飾りも至る所にあって、
 お正月らしい。
 
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 空席もあったけど、
 さすが和服姿の人が多かったですね。
 黒地にに紫の唐草が入った泥大島。
 とても軽くて着やすい!
 紫系のラメ糸も入った袋帯に、紫の縦縞の絞りの羽織。
 アクセントに香港のヒスイのお土産に帯どめ金具を取り付けた、帯どめ。
 あっつ!また中央からずれているよ~~
 体形カバーに羽織なしでは~~
 この上から道中着と毛皮のショールで、寒さ対策してました。

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******主演の菊五郎さんよりも、松緑さんと中村時蔵さんが何役もこなして
      大活躍!!松緑さんも、襲名公演の頃は、なんと無く雑!!でしたが、
      丁寧に、何役もこなして、乗っている時期なのでしょう!
      菊之助さんは、やはり若くてきれい!声もよく通ります!
      変化猫姿で大勢の鼠相手の乱闘シーンでは、
      積み上げられた膳のセットが回り舞台で回る中、
      くぐったり、飛び上がったり、降りたり 
      着物姿が乱れることなく、きれい!と感じさせるほど、
      身軽 に立ち回ってました。
      役替わりでは、まったく異なる 関取で、
      含み綿に肉襦袢姿がぷクぷくしていて、面白かったです!
      最近の何役もの早変わり、櫓落としなど大仕掛けな舞台は、
      見ている分は、とても楽しいです。