人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

雨の日は2 押し絵風羽子板

カントリー工房 クレアール様から

10cmサイズの 飾り羽子板 いただきました。

友禅布を貼って飾るのだそうです。

が、そこは

布に埋もれた生活をしている 「雅楽」なのです。

一工夫しなくては!!

欄間障子を外でぬらしている間、貼った紙が乾く間、

押し絵風羽子板をつくります。

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両面布を貼る様に

台は黒く塗ってあります。

葉書で、一回り小さく

型紙を取ります。

イメージ 2

黒のちりめん

裏面は接着芯を貼っています。
葉書に添って折り曲げ、
ボンドで台に貼り付けます。

表は、間に化繊綿を入れ
型紙ごとくるんで、
ボンドで張り合わせます。
ふっくらさせます。


イメージ 3

古布の手描き訪問着の
金彩の部分が劣化して敗れた、
模様部分を使いました。

接着芯を貼って補強します。

模様を切り取ります。
大きなものは
とりあえず、外枠だけ
切り取っておきます。

イメージ 4

両面に、
合う模様を選んで、
カットしながら
バランスよく配置します。
梅のつぼみは、
カットした布で
丸く切り抜きました。


思ったより、面積が狭く、
立体的な刺繍の部分が使えません。
(手持ちの押し絵も大きすぎでした)

ボンドで貼り付けます。

表は、
花芯を絹糸で重ねて刺繍して、
少し立体感を出して見ました。


イメージ 5

表を台に貼り付けて、

もち手に金襴を貼って、

「出来上がり」



金襴を貼ったので、

飾り台の支え穴を広く削りました。




白木でもいいですね。
裏面は折るとと表面と厚さが変らない?ぐらいになるので、
接着芯が貼ってあるので、断ち切りでも良かったです。