人形の着物屋さん 雅楽

ホームページから始めてヤフーブログ15年 こちらに移りました。

美術館巡り

先週は大阪で

今日は東京です。

ゲージュツの秋ですから!

お天気よし、
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臙脂色に橙色の絣模様の十日町
(これって、30代半ばに実家から
姉妹にそれぞれ誂えてもらった紬です。
年取っても着られるように
地味なものを選んだので、
実際に着たのは40代に入ってから。
好きで、チョコチョコ着ています)
流紋染の帯で、準備完了。
無月のショールは暑くて
使わずしまいでしたけど~

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湘南新宿ライン  大崎から
山手線      目黒
雅叙園  「猿之助歌舞伎の魅力」
百階段の各部屋で
市川猿之助の使用した衣装が
展示してあるのです。
しかも24日まで!



今日は入り口 ホールに展示してある衣装も何処もかしこも撮影禁止!

びっくりしたのは
「夏祭浪花の鑑」の浴衣だと思っていた衣装が 縮緬の単だったことです。
 このゆかたや、印半纏などは、「首抜き」といって
 役者さんの屋号家紋(猿乃助は おもだか)を 肩から背にかけて染めてあり、
 とても粋で好きな着物なのですが、
 いや~~白縮緬だったとは~ 

 袖幅も、随分足し布がしてありましたね。

 きらびやかな振袖、打ち掛けも、
 縮緬を染めたものを、金糸で縁取りがしてあったりで、
 まじかに見ないとわからないものです。

 スーパー歌舞伎の奇抜な衣装は、見ているだけで楽しいです。
 舞台を思い出します。

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目黒の西口から東口に移動して
東京都庭園美術館
「香水壜の世界」

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入り口から~
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 庭園美術館は、
1933年に建てられた朝香宮邸を、
美術館にしたものです。 
 入り口の ルネ・ラリック
ガラスレリーフ扉が示すように
アール・デコ」調の建物です。
 大理石の重厚な階段、
各部屋に残る大理石の暖炉、
 張り出した円形の窓、
しっかりしたつくりになっています!
 宮様のお屋敷ですね!!


 香水壜は小さいので、すごい数の展示でした。
 一時、欲しかった香水壜のペンダントも売られていましたが、
 さすが、もう‥
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ドレスコード 割引「バラの装い」100円
このために、
バラの意匠の 流紋染の帯
黒バラの帯止め
(山本 真理 デザイン チョーカートップ)
で、決めていきました!
バックにバラのコサージュを止めたり、
バラの模様のショールを纏ったり
 100円割引は少しやすいですが、
結構、皆さん愉しんでいるものです。

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和風と洋風の庭園が併設されています。
洋風の芝生の上ではお弁当を広げて
秋の日を愉しんでいる 
小さな子連れが多かったです。
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ちょうど、秋バラの時期です。
色の濃い黄のバラ


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山手線 有楽町駅
国際フォーラム側より
 三菱一号館美術館 
  「三菱が夢見た美術館」


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建てる予定だった設計図とおりに
三菱1号館跡地に建てられた美術館の
お披露目第2弾
 静嘉堂文庫や東洋文庫からも
 たくさん出品しています。
レンガ造りの外観にくらべて、
朝香宮邸の重厚さに比べると
暖炉一つとっても、薄っぺらい感じです。

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庭より
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ここにもバラがたくさん
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バラのモニュメント







****出光美術館と、三の丸尚古館の間にあって
  コレまで延々と続くビル街だったのが
  中庭をはさんでカフェもあり、
  ビル街の小休止場になりそうです。

   今回は古いつくりの邸宅3箇所
   階段を上がったり降りたりで、
   足がぱんぱん!
   元気だったら、上野まで足を伸ばす予定でしたが
   着物の下も汗ばんで
   帰路に着きました。